正直に書きます。
32歳のころ、私はコタツの天板の上で寝ていました。
床に天板を置いて、その上に横になる。
それが、当時の私の寝床でした。
変な人だと思われるかもしれません。
でも、ヘルニアの痛みがひどい時期を経験した人なら、少しだけ分かってもらえる気がします。
この記事では、なぜそんなことをしていたのか。
そして、そこから何が分かったのかを書きます。
痛すぎて、布団に横になれなかった
私が椎間板ヘルニアになったのは、26歳のときです。
18歳から研究所で働いていて、多い日は1日15時間座りっぱなし。
運動はまったくしていませんでした。
それから6年ほどたった32歳ごろ。
腰の痛みが、一番ひどくなりました。
一番ひどいときは、ほぼ寝たきりでした。
何もできず、ただ横になっているだけ。
杖を使っても歩けません。
立ち上がったら、そのまま30分くらいじっと待って、やっと1歩。
トイレに行くのに、2時間ぐらいかかっていました。
それなのに、柔らかい布団に横になると、腰が沈んで痛い。
寝ているしかないのに、寝ているのもつらい。
もともと不眠なのに、これです。
夜は本当に長かったです。
目に入ったのが、コタツの天板だった
「とにかく、沈まないところで寝たい」
そう思ったときに、部屋にあったのがコタツの天板でした。
平らで、硬くて、まったく沈まない。
これなら腰が落ちないかもしれない。
そう思って、天板を床に置き、その上で横になってみました。
さすがに天板そのままでは硬すぎるので、薄い布団のようなものを1枚はさんでいます。
天板の上で寝てみて、どうだったか
私の場合、布団よりは横になっていられました。
腰が沈まないので、あの「落ちていく感じ」の痛みがない。
それだけで、少し楽に感じました。
天板で寝ていたのは、1週間ぐらいです。
痛みが引くまで、ずっとこの寝床でした。
意外なことに、天板の硬さ自体は、それほどつらくありませんでした。
薄い布団をはさんでいたのも、よかったのかもしれません。
ただ、きつかったのは仰向け以外の姿勢です。
横向きになると、とたんにつらくなる。
結局、1週間ほぼ仰向けのまま過ごしました。
「天板の上で、仰向けなら耐えられる」
当時の私にとっては、それが精一杯でした。
ここから分かった「自分には硬めが合う」
この経験で、一つだけはっきり分かったことがあります。
私の腰には、柔らかい寝床より、硬めの寝床が合うということです。
柔らかい布団やマットレスだと、腰の部分が沈みます。
私の場合は、それが痛みにつながっていました。
逆に、沈まない場所だと横になっていられる。
もちろん、これは私の体の場合です。
ヘルニアの人全員に、硬い寝床が合うとは限りません。
でも、「自分はどっちが合うのか」を知れたのは、大きな収穫でした。
真似はしないでください
ここまで書いておいてなんですが、コタツの天板で寝るのはおすすめしません。
- 何も敷かないと硬すぎて、背中やお尻など、体が当たる部分が痛くなりやすい
- 床に近いので、冬は冷えやすい
- 天板は寝るためのものではないので、割れたり反ったりするかもしれない
当時の私は、それくらい追い詰められていた、ということです。
腰の痛みがひどいときは、まず整形外科などの医療機関に相談してください。
寝る姿勢や寝具についても、聞けばアドバイスをもらえることがあります。
今の寝床と、これから
今は、ニトリのコイルマットレスで寝ています。
ただ、買ってからもう11年。
しなしなになってきて、腰が沈むのが気になっています。
天板で寝ていたころの経験から考えると、次に選ぶなら硬めのマットレスです。
買い替えを考えているので、マットレス選びの記録も、このブログで書いていくつもりです。
おわりに
ヘルニアの痛みで、コタツの天板の上で寝ていた話でした。
今思えば無茶な寝方です。
でも、あの夜があったから、自分の腰に合う寝床が少し分かりました。
もし今、痛くて横になれない夜を過ごしている人がいたら。
あなただけじゃないです。
まずは病院で相談しつつ、自分に合う寝床を一緒に探していきましょう。
私の不眠とヘルニアのこれまでは、プロフィールに書いています。
※ この記事は私個人の体験です。腰の痛みやしびれが強い場合は、医療機関を受診してください。